2007「弥彦野外アート展」 作品−T
作品番号 1−9

作品番号(会場の下部から)
佐藤和行 10 前山 忠
荻野弘一 11 関根哲男
児玉瑞子 12 白石晃一
吉川 弘 13 田中藍堂
白井友朗 14 明間スミ子
霜鳥健二 15 佐藤郷子
堀川紀夫 16 山下幸治
佐藤秀治 17 深沢 泉
西片 正 18 大桃洋三


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@ 佐藤和行  On Bashira 2007   ↓


人類が地球に誕生して久しい。それ以来、人間は巨石や大樹を地軸と垂直に建ててきた。日本においても縄文時代にはすでに御柱(御神木)をよりシンプルに、又実にシンボリックに建てる祭礼を繰り返して来た証しが、今でも脈々と受け継がれている。太平洋を挟んだ対岸、カナダインディアンの種族の中にはトーテンポールを建てて来た人々は、日本人と同じモンゴロイドだ。私は米山山麓から切り出されたこの山櫻に偶然出逢った時、彼(大樹)の呟きを耳にした。「俺を起こしてくれ!」と。
A 荻野弘一  内なる川   ↓


山に雨が降り、山から流れ出た雨水が小川となり、無数の小川が集まり大河をなし海へと注ぐ。その雨水はやがて雲となり山に帰ってくる。その営みは我々に大きな恵みをもたらす。

B 児玉瑞子  心象 ’07   ↓


弥彦に吹き渡る風をイメージした
C 吉川 弘     


大木が角材になっても力はかわらない。力の作品
D 白井友朗  連続するもの または 不連続なもの 4  


連なっているようで連なってなく、連なっていないようで連なっている。
E 霜鳥健二  遠くへ  


ものを見る時には手前から遠くを、または遠くから手前を見る。弥彦の景色の中でこの作品をどう見てもらえるか。景色の手前に作品があると見るのかこの作品の向こうに景色が見えるのか、楽しんでもらいたい。
F 堀川紀夫  Sky Catcher in Yahiko 2007  


この作品は鏡を空に向けて置き、空を写して見る装置である.この作品をしばらく見ていると、まさに空なる景色が見えてくる。最初のタイトルを「空景」とした。しかし、仏教のような感じになったので英語でSkyCatcher に変えた。青空は雲の上に広がっている。青空から、地表が見えることを晴天という。青空から見ると、雲の上にいる人が身近に見える。青空は地球を包んでいる。それは一つしかない。わたしは青空から見て、青く見える作品をつくる。

G 佐藤秀治  大氣の存在を「視る」ことのエンパワーメント  


この作品も含めて、私が、これから制作しようとすることについて、
@発表とは提言であり、新しい視点が示されなければ、発表する意味がないこと。
A私の「考え」をまず自分自身に見せるということ。
B不確かな、簡単に置き換えられるものを強引に引き出すこと。
無理なく、ありのままにではなく、明確に、しっかりと伝えること。以上

H 西片 正  プレゼンター   


お弥彦さまへようこそ。城山公園斜面階段の踊り場の景観は四季折々、何処の位置からもお薦めです。


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