出品作品  U
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荻野弘一・児玉瑞子・小松絵理子・佐藤秀治
・霜鳥健二・白井友朗・関根哲男・タナカキン
・田中藍堂・外山文彦・
・西片 正・北條佐江子・星野健司・堀川紀夫
・前山 忠・村木 薫・山岸 統・山下幸治


西片 正 2001年展
祥雲
弥彦の山にかかる雲よ
幸いの兆しであれと願いつつ。
北條佐江子 2001年展 未参加
風のソルフェージュ−花の子供達
自然が美しいのはその多様な外観のうちに、シンプルな法則が支配して
いるからだという。
その美しさが科学や芸術あらゆるものを魅力し真理の探究へと駆りたて
るのだと・・・。
弥彦山にいだかれるようにこの豊な自然の中に生きて50年、真剣に探
求してきたかと問われれば頭が痛い。この野外アート展を機にまた初心
にかえらなければと思う。
サァ・・・では手はじめに、風にでもなって花の種でもとばしてみようか・・・。
うまく花達は咲いてくれるだろうか・・・。
星野健司 2001年展 未参加
卵・イメージの隆誕
イメージの永続性はメジュウムの物理的耐久性よりもっと堅固なもので
あるようです。あたかも目を瞑って残像がいつまでも中空に浮いて見え
るように。従来アートにおける「還元」の観念は、どちらかといえば作品の
物質面の還元変化が、作品のイメージ面より強調されてきたきらいがあ
ります。私は長年金属を彫刻の素材(メジュウム)にしてきて、その素材
とイメージの通念を逆転したいと考えました。
例えば鉄がさびて朽ちていく様は、私の経験から、逆に生き生きしたイメ
ージの再生の場になるのです。
弥彦の文化的永続性と奥深い自然は私に「再生」「復活」「(イメージ)隆
誕」という秘奥を開示してくれます。したがってその形象は「卵」であるの
です。
堀川紀夫 2001展
風向器とコバンザメ あしらいのベンチ
ベンチシリーズ6作目
日本はアメリカの風向きにより方向を決める風見鶏
日本はアメリカに吸い付いて離れないコバンザメ
向かいの弥彦山を眺め
風向器とコバンザメをあしらったベンチで秋の一時をお過ごしください
前山 忠 2001年展
視界U
・既存の風景・樹木に丸太を縛りつけることによって「異界」を生み出す。
・既存の4本の樹木に丸太を2段に縛り、前後に交錯させて視覚的遠近
 感を混乱させ、新たな視覚体験の場にする。
村木 薫 2001年展
弥彦の森へようこそ
土壁のアーチをつくり、そこを通って弥彦の森へ入っていく森の聖霊の
イメージを作品化します。
山岸 統 2001年展 未参加
神聖なる領域
自然と人間とのバランスや自然界の中で環境や自然現象の影響で必
然的に生まれてくる自然のバランスがある。
私は犯してはならない「神聖なる領域」を意識し、流木という、木の命を
全うした素材と、ある意味まだ生きている生の木とのコントラストで表現
した。
山下幸治 2001年展 未参加
光と風の調和
光と風をテーマとした作品。光と風を視覚化する装置。プレートが光を
反射し、風にたなびくことで自然を体感できる。自然の表情が刻々と移
り変わっていく様子を表現する。


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