2011「弥彦野外アート展」作品完成予想図
作者紹介・作品コンセプト
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作品プラン 完成予想図  作者・居住地・題名・コンセプト・大きさ・素材・経歴
@  阿部朝日 Abe Asahi  <茨城県>

「ひそやかなざわめき」

多様な植物が生み出すふんわりと柔らかい気に包まれた弥彦は、そこを訪れるものの
心を、その穏やかな豊かさで、ゆっくりと静かに満たしてくる。目を閉じても感じら
れる、生き物の呼吸に自分も調和し、その生死にひっそりと連なり、混じりこんでい
たいと思う。いのちに欠かせない水をイメージした色を使い、循環し、引き継がれる
生命の、今という一瞬の尊さを、造形するなかで確かめている。


縦 200 cm × 横 300cm × 高さ113cm 重さ 70Kg  鉄にペイント

2002  原風景vol. XI /東京都美術館(‘04、’08、‘09
2006  個展タカシサイトウギャラリー / 茨城(‘07)(’11)
2007  アートセッションつくば2007展 磁場―地場 / 茨城
2008  三人展 ギャラリーナカノ / 山口
2010  個展 RYUギャラリー /静岡
A 児玉 瑞子 Kodama Mizuko <新潟市>

「ツバサの芽(応援歌)」

今年の春、大きなイチョウの木の下に 小さなイチョウが たくさん芽を出した
元気なイチョウの若葉が 小さなツバサに見えてくる 鳥のように自由に飛べな
くても
今より少しだけ 空に近くなったら 世界が違ってみえるだろうか....
あなたの心にも ツバサが育ちますように

縦 200p  横 300p  高さ 30p  重さ 100kg  
木材、枕木、植木鉢、他


<個展> 2008 新潟市・酒食彩祭 エスクィント・ギャラリー
<グループ展>19942003  二人展児玉瑞子・戸川淳子
2001〜 弥彦野外アート展
2006~2010  Blue Sky Project
2007  Session4
2009,2010  GTART

B佐藤郷子 Sato Kyouko <新潟市>

「未来 はばたく in Yahiko

<東日本大震災被災地へ祈りを込めて>
すさむ大地よ荒ぶる海よ直ぐさま鎮まれ ふところ深い土に
なれ生命を育む水になれ
汚れた大気よ早く澄んだ風となり 若木を鳴らし茂らせよ
起ち上がる者に息吹を与えよ 新しい祭りを興すために
うばわれた者の無念を鎮めるために

高さ 230cm 厚み 1cm 重さ 約700g 樹脂ポール 荷造り紐 

<個展>藍画廊(京橋)今井美術館(見附市)他
<グループ展> Blue Sky Project(上越市/新潟市)小布施境
内アート(長野県小布施町)東日本大震災&新潟・長野県境
地震復興支援チャリティ展(柏崎市)他

C 佐藤秀治 Sato Hideharu <長岡市>

「形代 katashiro

地震を感知する力が鈍ってきた。「慣れっこ」になったためだろうか。
意識して「形づくり」を四十年余り続けてきたが、進歩も向上も見られない。
高みに到達することがすべてではないが、形に「〜託すこと」そうした能力
が身についたとも考えにくい。鈍ったままか、停滞していると言わざるを
得ない。ゾクゾクとした気持ちも失われてしまった。「慣れっこ」になった
のだろうか。弥彦の空の下、再び「形代」という、伝わりにくい形に思いを
託して。


H180 木、布、結束バンド、ミクストメディア

活動開始      1969年〜
弥彦・野外アート展 2001年〜 第1回から連続出品
戦争と平和展・長岡 2006年〜 第1回から連続出品
個展        1976年〜 25
最新個展      2008
D佐藤 裕子Sato yuko <新潟市>

「絡まる思いー繋がる気持ち」

想いはぐるぐる廻り、絡まり、全てに繋がっている。つらい気持ち、
嬉しい気持ち皆に伝染する。

1992.新潟市内にアトリエを構える。
1990.   MITO・10月展        水戸美術館(茨城)
1992.   BLOW IN THE WIND(個展)     新潟市美術館
ART NAIF JAPON 1992   GALERIRE EAUX(東京)
第30回現代工芸新潟会展    NT21賞受賞
1994.   神通峡美術展     敷島紡績賞受賞(富山))
2000〜新潟絵屋・わび助など展覧会開催
E 霜鳥健二 Shimotori Kenji <燕市>

「ゆらぎ 2011

3月の11日を境に、世の中の価値観、人の生き方、作品の意義が変わり
ました。
私の中にも大きな変化が生じ、全てのものに対して「絶対」
という概念が消えてしまいました。

作品「ゆらぎ」は今を語るために作りました。

縦  500 × 横 400 × 高さ 150   重さ 100 鉄・塗装

2000/04 KAJIMA彫刻コンクール 2000「銅賞」(鹿島KIビル)
2001 弥彦野外アート展 (弥彦村)03/05/07/09(5回)
2002「東日本−彫刻」39の造形美 (東京駅ステーションギャラリー)
2006/09「大地の芸術祭」津南町・足滝地区 
2009  「水と土の芸術祭」内野・新川沿い <内山玉延氏とのコラボ>
F白井友朗 Shirai Tomoaki   <弥彦村>

「連続するもの または 不連続なもの 6」

連なっているようで連なってなく、連なっていないようで連なっている。
それぞれの絵画が風景の中でどのような場をつくるか・・・。

70*130  10本  鉄、布

‘01〜 野外アート展
G関根哲男 Sekine Tetsuo <柏崎市> 

「原生」

ゴムをねじったり、ひっぱったりして厚い板に打ち付け、ブルーシートで覆い、
梱包してしばり、更にバーナーで焼いてゴムをむき出しました。手のおもむく
まま、直接いきなり作ったものです。


50*35*10cm 5kg 10個  ゴム、ブルーシート、合板

1990.93年  葛塚南線野外彫刻祭
1998年 北東アジア現代美術「ネオ・ラグーン」
2000.06.09年 越後妻有アートトリエンナーレ・大地の芸術祭
2004.07年 新潟の作家100人展
東京・新潟・長岡・柏崎等で個展57回

H高橋 トオル Takahashi Tooru <新潟市>

「ミラクルエッグ君のはじまりとおわりとはじまり」

塀から落ちた卵は戻らないのです。変化は恐ろしく、しかし、きっとこの世に
は変化しかなく。

それはぜんぶ変化の軌跡の上。天も山も地も僕も君も意味も無意味も。だけど
思考はまるで全能で、それは絵空事でも、軌跡を超えたかのような奇跡でも。

20 360 180 10  鉄 卵 ワイヤー

2000年より各アートイベント等に参加。
現在、デザイン事務所ツムジグラフィカとしての活動と
個人としての創作活動を行っています。
I茅原登喜子 Chihara Tokiko <妙高市>

「そうとしか」

(我が家にもグリーンカーテンをつくろうと、ベランダにネットを張り、
朝顔とゴーヤを植えた。それらは日々、)思い思いに線を描いていく。

20cm×200cm×100cm (3km  植木鉢、ひも、ネット、鉄材、木材など

新潟市生まれ
個展 2007(田中屋画廊/弘前)2008(ai gallery/新潟)
 2010(EMU-st/新潟)

新潟市を中心に活動し、グループ展にも多数参加。

J外山文彦  Toyama Fumihiko <長岡市>

plan-Y (2011)

「場」といかに関わるか。
この弥彦野外アート展での私のこれまでの出展を振り返ったら、「鉄板」
「石膏」「角材」と、作品の素材が毎回違っていることに気付きました。
無意識のなせる技なのかどうかはわかりませんが、今回もまた違う、新た
な素材で挑みます。

30cm×15cm×10cm(高さ)のオブジェを10個程度。 ブロック、モルタル、
アクリル系塗料


1964年長岡市生まれ。ギャルリ伝FLOOR2(東京)、ギャラリーZen(長岡)
新潟絵屋(新潟)

ギャラリーゆうむ(新潟)などで個展11回。
参加した主な展覧会に、発作魔偶名野外美術展(糸魚川市日光寺観音堂境内)
原風景展(東京都美術館)

大地の芸術祭「越後妻有・雪アートプロジェクト」(十日町市信濃川河原)
など多数。

K藤井芳則 Fujii Yoshinori <新潟市>

「いっぽんみみのたまうさぎ」

弥彦のお土産で定番の玉兎の耳を一本にしてみた。少し違ってみえてくる。
「草食男子よ、目覚めよ!!」 このままでは少子化は止まらない。

60*60*60  15kg モルタル

1962年 新潟市生まれ
2000年 L-REXグループ展参加以降 個展6回
グループ展など多数参加。 2009年 越後妻有行きアートプロジェクト参加
2008年 ブルースカイプロジェクト国際美術展参加 09/10/11
2009年 弥彦野外アート展参加2011年 NIIGATAオフィス・アート・
ストリート展出品予定
L前山忠 Maeyama Tadashi   <上越市>

「視界2011

3.11以降、目の前の風景は変わっただろうか?
崩壊とも建設中とも見え、そのいずれもない中吊り的な風景が視界をおおう

270*450*200 100kg  木

1944年 中頸城郡三和村(現上越市)生まれ
1969年 第一回現代国際彫刻展(彫刻の森美術館)
1971年 第10回現代日本美術展(東京都美術館)
2000年 アジア現代美術展(新潟県民会館)
2000年 大地の芸術祭(十日町市)/03/06/09

M三上祥司 Mikami Shouji <柏崎市>

「ケータイ 山水」

弥彦の景観の中に、私的な、折りたたみ式の、見立て景観を設置する。

180*180*180cm 20kg 材木など複合素材

1950年 柏崎市生まれ
2001年 視点(糸魚川市)、野外アート展in弥彦
2006年 渚ものがたり(柏崎市立博物館)、
    ブルースカイプロジェクト展(上越市)

2008年 ブルースカイプロジェクト展(上越市)
2009年 漂着物の冒険(柏崎市立博物館)、
    ブルースカイプロジェクト展(上越市)

N山下幸治 Yamashita Koji   <長岡市>

4 Box

箱に囲まれた空間には、何が詰まっているのか。大切なものをしまう箱、
いらないものをしまう箱。

整理整頓するための箱。遮断された空間の中に、様々な思いが閉じ込め
られている。

110cm×60cm×15cm×4個 3kg   木材、合成漆

1971年 佐賀県生まれ
19962008 新潟を中心に個展。アトリエ画廊、dot ONEギャラリー、
今井美術館、ギャラリー
mu-anなど
2010年 2010NIIGATAオフィスアートストリート 商工会議所特別賞 受賞
2011年 コニカミノルタエコ&アートアワード 入選 
O吉川 弘 Yoshikawa Hiroshi  <新潟市>

「無題」

ストッキングに発砲ウレタン入れて、赤いスプレーで吹付・・・とかす。
1000*1500*200 1.2KG ストッキング、石、発砲ウレタン、スプレー
いけ花作家  大地の芸術祭 各所 雪原イベント
個展12回  グループ展7−80回
Pワタナベメイ Watanabemei   <新潟市>

Dots

自然は生きた空気をくれる 空気のみずみずしさと木々の力強さの生命力
は計り知れない

その生命力を形にしようという試み
きのこは自ら養分を作らず他の樹木や落ち葉を養分として生きている
そして土をきれいにして森を育ててゆく
きのこは森と共生している
この作品を通して弥彦の森との共生を試みようと思う

200cm 360cm 30cm  5kg   ビニールにグルーガン

1989年 新潟県生まれ
2010年 2010NIIGATAオフィスアートストリート 商工会議所特別賞 受賞
2011年 コニカミノルタエコ&アートアワード 入選 
作品プラン 完成予想図 作者・居住地・題名・コンセプト・大きさ・素材・経歴